生命保険の多くの加入者が、加入の目的を家族の生活保障としていると思われます。一家の主は、もし、自分に万が一のことがあったとしても、残りの家族が生活に困らないような生命保険を探すと思います。
ということは、家族がその後の生活ができるような保障額ということができます。 残された家族が生活を送っていくために必要な必要保障額は、「遺族生活費+別途必要資金-収入見込み額」で計算することができます。
遺族生活費とは、末子が独立するまでの家族生活費と、末子が独立した後の配偶者の生活費です。この末子が独立するまでの家族の生活費としては、現在の約7割、配偶者の生活費は現在半分程度と考えられます。
このほかに、自宅の修繕費や修理費と、子供にかかる教育費などがあります。学費は子供ひとりにつき、生まれた時点で1300万円~私立大学入学時点で500万円がおおよそ必要と言われています。
そして、これらの合計から収入見込み額を引いて求めます。収入見込み額は、夫婦共働き世帯・残された家族が働ける・遺族年金がもらえる・貯蓄額などの環境により異なります。
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