2014年3月19日水曜日

団体信用生命保険

団体信用生命保険をご存知ですか。これは、住宅ローンを借りている間に、契約者が万が一死亡したり、障害を負ってしまった場合に、本人に代わって、生命保険会社が住宅ローンを返済してくれるシステムです。実際には住宅ローンの返済を行うというのではなくて、住宅ローンの残りの債務の分だけ保険料を支払ってもらえるという生命保険です。

端的に言えば、住宅ローンの返済中に死亡したら、そのローンは返済しなくてもよくなることです。団体信用生命保険は、住宅ローンを組む際に、あらかじめ金融機関が生命保険会社に、利用者を全員まとめて申し込み手続きを行いますから、保険料が、普通の生命保険などに比べると安いという特徴があります。

そのうえ、保険料は、加入したときの年齢に関係ありません。でも、団体信用生命保険は、生命保険控除の対象外です。

住宅ローンを申し込む際には、必ず団体信用生命保険にも加入することは義務付けられていることがほとんどです。団体信用生命保険に加入しないと、住宅ローンの返済中に、万が一死亡したり、高度の障害を負ってしまったりした場合、ローンの返済が困難になることが予想されます。このようなことになり、家を手放すことがないよう、加入を義務づけているのです。

加入にあたっては、自分で選ぶのでなく、金融機関からの紹介で行うことになります。





0 件のコメント:

コメントを投稿